我が家の既往歴ノート。

子どもや私の病気の既往歴を綴ります。

指同士がくっついて生まれてくる子どもの合指症・合趾症の症状とは

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足の人差し指と中指がくっついている合趾症と診断されました。

子どもが合趾症です。イラストのように足の指の2番目と3番目が半分くっついています。根本はひとつで先だけ2つに分かれている感じです。赤ちゃんの頃は指も短かったのでよくわかりませんでしたが、指が大きくなってきたころに気がつきました。

「ただ人より水かきが長いだけ?」「歩けているし、私の気にし過ぎ?」としばらく悩みましたが、ちょうど肋骨に骨の塊のようなぐりぐりができたことも気になっていたのでその症状と合わせてかかりつけの小児科に聞いてみました。

少しでもほかと違うということに保護者は敏感になると思います。私も結構悩みましたが、聞いてよかったです。やはり、少しでも気になったことは確認した方がよいと考えます。

合指症・合趾症とは

合指症とは手や足のとなりあう指同士がくっついている状態です。

指先までくっついている完全合指と根元の一部がくっついている不完全合指に分けられます。皮膚や軟部組織のみくっついている場合や骨までくっついている場合もあります。

機能的な問題や見た目の問題がある場合に、くっついている指を切り離す手術を行います。

二番目と三番目の足の指がくっついている我が家の合指症(合趾症)の診断

かかりつけの病院で聞いてみたら、骨がくっついている場合があるからということで、大きな病院の整形外科に紹介状を書いてくれてレントゲンを撮りました。

子どもの場合は、骨はちゃんと別々に2本ありました。歩く、走るなど、機能的にも問題はありません。見た目だけです。

医師からは「この子が大きくなって自分で手術をしたいと言ったらしたらいいのでは」と言われました。

骨が分かれている場合は見た目の問題なので、積極的な手術はすすめないとのことでした。

合指症(合趾症)の手術とは

もし、手術をするとしたら、指が半分だけつながっているわが子の指の場合でも「ほんの少し切り離すだけに見えても、自分の皮膚をほかのところから切り取って移植する必要があるし、手術をしたら指は分かれるけど、見た目はそんなにきれいにはならない」と言われました。

手術をした指のアフター写真も見せてもらいましたが、当時は移植した皮膚は色が変わっていて見た目に手術をしたとわかるほどでした。

子どもはもう大きいですが、自分の指がくっついていると思ったこともなく、気がついていなかったようです。誰かに指摘されたこともないし、プールで裸足になるときに嫌だと思ったことも、サンダルをはくのにも全く抵抗がないとのことなので、このまま何もせずにいようと思います。

本人が気にするのであれば、やはり手術も考えたと思います。それに、今はもっと手術技術も上がっていて見た目もきれいになるかもしれません。

合指症(合趾症)で整形外科を受診して

一緒に診てもらった肋骨のぐりぐりは遺伝性多発性外骨腫でした。そちらの病気は今でも継続してみてもらっています。

遺伝性多発性外骨腫について説明している記事はこちらです。

kioureki-note.hatenablog.com