我が家の既往歴ノート。

子どもや私の病気の既往歴を綴ります。

おちんちんが痛い!と子どもに言われたら何科に行く?

おちんちんが痛いと子どもに言われたら何科に行く?

男の子ママは一度は遭遇するのではないでしょうか。「おちんちんが痛い」発言に。

「そんなこと言われてもどうすればよいのかわからない!」「とにかく痛そうだけど、どうしたら?」というのが初めて経験したときの心境でした。

初めて遭遇したときにもママが慌てなくていいように、情報を共有していこうと思います。

汗をかいて蒸れやすい夏は注意!

夏の日の夜、「おちんちんが痛い」と子どもが言い出しました。

その日はいつもより子どもがトイレに行く回数が多いなあと思っていたのですが、「やはり!」という感じでした。

おちんちんが痛いと言われるのは2回目です。見てみると、包皮の一部が赤く腫れていました。すでに、頻尿の症状も出ていたため、膀胱炎も心配でした。

その日はもう病院が閉まっている時間だったため、次の日の朝イチで病院に行くことに決めたのですが、「小児科?泌尿器科?どちらに行けばよい?」と迷いました。

ただ、明らかに亀頭包皮の炎症と頻尿の症状で泌尿器科の領域だろうと思ったため、私もかかったことがある泌尿器科に、事前に連絡してから受診しました。

亀頭包皮の炎症が起こっていたため、夜のお風呂は湯船にはつからないようにして、炎症を起こしている部分を弱いシャワーできれいに洗い流しました。「触られるのも、シャワーのお湯が当たるのも痛い!」という感じで、本人は叫んでいました。

おちんちんが腫れて泌尿器科を受診

泌尿器科を受診すると、まずは膀胱に尿がたまっている状態をみたいとのことで、ぎりぎりまで排尿せずに我慢します。

そしてエコーで膀胱の尿のたまり具合を見てもらってから、尿検査に。

でも、おしっこが出ないんです。初めてのトイレのうえ、紙コップにおしっこを取らなきゃいけないという緊張があったのでしょう。待てど暮らせど出なくて、大変でした。やっとのこと出たかと思うと、少し出て止まってしまいました。

エコーで確かめると、膀胱には尿が残ったまま。

今日、たまたまだったらいいけど、常日頃、おしっこが膀胱に残っている状態は問題だとのこと。

おちんちんの腫れはひいてきており、尿に菌も混じっていなかったため、腫れている部分に抗生剤の塗り薬を塗るだけで回復しました。

大事に至らずひと安心です。というのも、上の子のときはもっとひどい状態になっていたからです。

おちんちんから血と膿が・・・

上の子の場合はおちんちんが痛いと言われて見ると、なんと膿と血が出ていたのです。「ひぃっ!」と思い、大慌てでかかりつけの小児科を受診しました。

尿にも菌が出ており、抗生剤の塗り薬と飲み薬のダブルで治療した過去があります。腎臓までには至っていなかったようでよかったのですが、あのときはすごく恐怖を感じました。

母親は自分が経験しないこと、想像しにくいことなので、膿が出て血が出るなんて怖さが半端ありません。

ひどくなって腎盂腎炎になったら大変だったといわれました。尿路感染症で腎臓にまで炎症が及ぶと腎盂腎炎となり、入院治療が必要になります。

異常があれば早めに受診するのが安心

母親はわからない部分の病気だけに、放置はせず、異常があれば早めに泌尿器科か小児科を受診し、適切な治療を受けると安心です。

おちんちんの腫れを経験してからは、湯船の中の汚いお湯の中や汚い手でおちんちんを触ったりしないように子どもに話をして、お風呂のときにはシャワーで包皮の中のごみをきれいに洗い流すようにしています。

とくに、夏は汗をかいてパンツの中も蒸れやすいので、汗をかいたらこまめにシャワーで洗い流すように心がけています。