我が家の既往歴ノート。

子どもや私の病気の既往歴を綴ります。

突発性難聴の検査とは。耳鼻科受診した私が受けた検査。

耳の詰まり感と耳鳴りの症状で受診した私が受けた検査とは

突然現れる耳の詰まり感、耳鳴り、音や声が聞こえにくい、耳の不快感・違和感などの耳の症状が現れ、耳鼻科を受診したときには、どのような検査が行われるのでしょうか。

前日の夜にシャワーに入っていたときに、突然現れた耳の詰まり感と耳鳴りの症状に不快感を感じた私は、翌日、耳鼻科を受診しました。

私が突発性難聴の症状で耳鼻科を受診したときに行った検査について、情報を共有します。「耳の症状で不安に感じている」「耳鼻科に行ったらどのような検査を行うのか心配だ」という方は参考にしてみてください。

突発性難聴の私の初期症状については、こちらの記事で詳しく説明しています。

突発性難聴になったときの私の症状。 - 我が家の既往歴ノート。

突発性難聴の検査とは

一般的に、問診、耳の視診、聴力検査が行われます。

問診

現在の症状、発症時の状態、既往歴、服薬状況、職業などの問診が行われます。

視診

耳の中の状態を耳鏡で診ます。外耳道や鼓膜の異常がないかを確認します。

聴力検査

聴力検査で聴こえの程度を確認します。

私が耳鼻科で受けた突発性難聴の検査

かかりつけの耳鼻科に行き、昨夜シャワーに入っているときに突然右耳の詰まり感と耳鳴りがして、右耳だけよく聞こえない状態であることを話しました。

まずは耳鏡で耳の中を診られました。耳の中の異常はないとのことで、聴力検査を行うことになったのです。

この時点で非常に不安になりました。耳の中に水や耳垢がつまっているせいで耳の詰まり感や耳鳴りの症状が出ていて、取り除けばすぐに治ると思っていたからです。

突発性難聴で受けた聴力検査

聴力検査というと、小学校で受けた記憶がある人も多いのではないでしょうか。

防音の小さな個室に入り、ヘッドフォンを装着すると看護師さんにスイッチを渡され、「音が聞こえている間、このスイッチを押し続けてくださいね。音が聞こえなくなったら離してください。」と言われました。

「ちゃんと聞こえるだろうか」「聞こえていなかったらどうしよう」「大丈夫、ちょっと耳の詰まりがとれないだけ」とかなり不安でした。

聴力検査が始まったのですが、音が鳴っているのか鳴っていないのかがわからないのです。「今鳴っていますか?」と何回聞きたかったことか。

しばらくして、小さな音が聴こえてきて安心しました。

右耳から左耳に変わったとき、最初から音が聴こえてきたので、「最初から鳴っていたんだ。右耳はもしかして聴こえていなかったのかもしれない」とまた不安になったのです。

突発性難聴で受けた聴力検査の結果

聴力検査が終わり、「まあ大丈夫だろう。一次的に耳が詰まっていて聞こえにくくなってるだけだろう。」とここにきてもまだ、「突発性難聴」なんて病名は1ミリも頭にありませんでした。

医師から告げられた検査結果は「右耳は低音が全く聞こえてないなあ」と聴力検査のグラフを見せられたのです。

「え?聞こえていないってどういうこと?」と頭の中は「?」でいっぱいでした。見せられたグラフは明らかに左耳で聴こえている音が右耳では聴こえていませんでした。

耳鼻科で医師から告げられた診断

医師から告げられた病名は「突発性難聴」。

当時、浜崎あゆみさんが「耳が聞こえない?浜崎あゆみ突発性難聴」なんて見出しでテレビのニュースでも取り上げられていたので覚えていました。

そのときは「ああ、浜崎あゆみと同じ病気か」ぐらいにしか思っていなかったのですが、医師の次の言葉でどん底に落とされた気分になりました。

突発性難聴は早く治療を始めれば治る人もいるが、治らない人もいる。治る確率は30%。残りは、耳の聞こえが良くないままや耳鳴りが残る場合もあるし、全く治らない場合もある」

この説明を聞いて頭を殴られたような衝撃を受けて呆然としました。

「治る確率の方が低いなんてずっとこのままなの?」「右耳は聞こえにくいし、詰まった感じが気持ち悪いし」と絶望的な気分になったのです。

耳鼻科で受けた検査で突発性難聴の診断を受ける

昨日までは何ともなく、聞こえていた耳が突然聞こえにくくなる、耳の詰まった感じや耳鳴りがして気持ち悪いといった症状は突発性難聴でした。

同じような症状がみられる病気を排除して、聴力検査で聴こえの状態を確認して診断がつきました。

できるだけ早く治療を開始することが治るための第一歩となる病気です。突発性難聴の症状が現れたら、なるべく早く耳鼻科を受診して検査を受けてほしいと願います。