遺伝性多発性外骨腫の症状で正座ができない子どもの対策グッズ
遺伝性多発性外骨腫で正座ができず、対策グッズを購入しました
一番上の子は3歳ぐらいのときから、股関節・膝関節の外骨腫が邪魔して、関節の可動域に制限があり、正座ができませんでした。
学校や家は椅子と机の環境のため問題はありませんでしたが、学童が「床で過ごす環境」だったため、困りました。あぐらの姿勢も楽に座ることができないので、床に長机の環境では姿勢が辛かったのです。
そんな正座ができない子どもの悩みを解決する対策グッズを紹介します。
正座ができない子どもの対策グッズ
床に長机の環境で楽に座って過ごすために用意した対策グッズが「正座椅子」です。
「正座椅子」と検索すると、小さなクッションや折りたたみできるタイプ、携帯できるタイプなど、さまざまな種類の正座椅子がヒットします。
我が家の場合は次の条件に当てはまる正座椅子を選びました。
・常時置いておき、頻繁に使うのでしっかりしていて形が変わりにくいもの
・座りやすいもの
結果、選んだのは「きのこ椅子」です。
きの小いす(正座椅子)のメリットとデメリット
きの小いすのメリットは、きのこの軸部分がしっかりと硬くてへたりにくく、丈夫なつくりなところです。きのこのかさの部分は座っても痛くなりにくいクッション性のある素材で、高さがしっかりあるため、座っていて足への負担が少ないこともメリットです。布が一部破れて黒く汚れながらも、3年間毎日役立ってくれました。
きの小いすのデメリットは、布製で硬いので、お手入れは「拭く」ぐらいしかできないことと、しっかりしているので持ち運びするには重く、大きいことです。
持ち運び専用の正座椅子を紹介
きの小いすは、持ち運びには適していないので、運動会やレジャーなどでレジャーシートにじかに座らなければならないイベント時には、折りたためて持ち運びしやすく、軽くてしっかりしている「セノビ―」を使いました。
おじいちゃんやおばあちゃん、小さな子どもが一緒のレジャー時にも活躍します。
我が家では4つ購入して常備しています。折りたたむとコンパクトになり、非常に便利です。
まとめ
遺伝性多発性外骨腫の子どもがいる環境では、椅子の環境がおすすめです。子どもが小さい頃はまだ関節の可動域制限がなく、正座ができていたので床に折りたたみ机の環境でしたが、正座ができなくなって椅子の環境に変えました。
子どもは股関節の制限であぐらも上手くかけないので床に座ることはありません。リビングには背の低い椅子を置いて座っています。家などで持ち運びの必要がない時はクッションなどでも対応できると思いますが、外出でピクニックに行く際などは折りたたみの椅子がひとつあると便利です。