我が家の既往歴ノート。

子どもや私の病気の既往歴を綴ります。

周期性発熱症候群。タガメット販売中止後のジェネリック薬の選択

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周期性発熱症候群。タガメット販売中止後に選択できるジェネリック薬とは

周期性発熱症候群の治療にタガメットを使用している方も多いのではないでしょうか。免疫を調整する作用があるというタガメット。毎日朝夕飲む必要はありますが、わが子はタガメットを飲むようになってから発熱発作がここ数年は出ていません。

発熱発作を抑えてくれているタガメットですが2022年3月4日付けの経過措置医薬品告示情報にタガメット細粒20%(大日本住友製薬(現在は住友ファーマ))が掲載されていました。経過措置期限は2023年3月31日です。

タガメット細粒20%は現在ある在庫のみとなり、2023年3月31日以降は保険請求ができなくなります。

タガメット細粒20%販売中止後に選択できるジェネリック薬とは

タガメットは商品名で一般名はシメチジンです。

タガメット細粒20%が手に入らないとなると、選択できるジェネリック薬品は何があるのか、自分でも調べてみた結果わかったのが次の1薬品です。

・シメチジン細粒20%(ツルハラ)

しかし、鶴原製薬のシメチジン細粒20%は、2021年10月に一時供給停止が発表されていました。現在の状況はかかりつけの薬局の薬剤師さんが「ジェネリックも手に入りにくい状況で」と言われていたのでまだ供給停止になったままなのかもしれません。

タガメット販売中止の理由とは

周期性発熱症候群の子どもたちからすれば需要のある薬なのに、なぜタガメットが販売中止になったのか、その理由を探ってみました。

タガメット細粒20%(大日本住友製薬(現在は住友ファーマ))の販売中止理由は諸般の事情となっています。

シメチジン細粒20%(ツルハラ)の一次供給停止理由は、原料の事情により供給が遅延しているとありました。

2017年10月にシメチジン細粒 20%および40%を販売中止としている東和薬品の情報によると、シメチジンの原薬製造国は中華人民共和国でした。販売中止の理由にはコロナ禍の状況が関係しているのかもしれません。

ジェネリックの供給が少なくなっている理由を医師から聞くことができました。

次回の記事でその内容をお伝えいたします。

 

わが子の周期性発熱症候群の診断がつくまでの話はこちらです。

とうとうタガメットから薬が変更になりました。

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