親知らずは抜いてよかった?親知らずの抜歯手術2本目。
親知らずは抜いてよかった?親知らずの抜歯手術2本目の内容を公開。その後の経過も。
上の親知らず1本が虫歯になり、かかりつけの歯科で抜歯。
下の親知らず2本が横向きに生えてきて大学病院の口腔外科にて手術。1本目の下の親知らずの手術後は、出血と腫れと痛みがひどく、不安でかなりつらい術後でした。
1本目の親知らずの手術内容と術後の経過はこちらの記事に詳しく書いています。
親知らず2本目のの抜歯手術内容を公開。
1本目の抜歯手術時とは違う先生の執刀でした。
先生に「1本目の手術はどうでしたか?」と聞かれたので、素直に「1本目の抜歯後は、出血がなかなか止まりませんでした」と伝えました。すると、「なるべく力を入れすぎずにやっていきますね」と言ってくださり、本当に手術時の力の入れ具合が1本目より優しく感じられました。「正直に伝える」って大切だなと思いました。
ただ、2本目もだいぶ症例的には大変だったようです。根が複雑に分かれてあごの骨に食い込んでいるとのことでした。
先生が歯科衛生士さんに「これはすごいな」と何度も言っているのが聞こえてきました。歯科の手術は局所麻酔の上、先生と距離が近いので全部聞こえるんです。周りの気配も察せるのでだんだん口の中を診られていることが恥ずかしく感じてくるほどでした。
今回も歯茎を引っ張っている感覚、歯をカンカン叩いている感覚、歯を割る感覚は気持ち悪く、耐えに耐えました。勝手に涙が流れてくるほどでした。とくに、歯を割ったときの音と感触は鳥肌ものでした。
しかし、優しくアプローチしてくれたので、1本目の手術時よりも時間はかかりましたが、手術後の出血量と腫れはかなりましでした。1回目の手術後のように、口の中が血の海なんてことにはなりませんでした。痛みも予測範囲内の痛みです。骨がうずくようなズキズキとした痛みはありませんでした。
力をかけると、それだけ組織や骨に負担がかかるので後の炎症がひどく出ていたのかもしれません。最初に先生に前回出血がひどかったことを伝えてよかったと心底思いました。
抜歯後はかかりつけの歯科で経過を見てもらい、抜糸まで行ってもらえますので、大学病院に行くのは手術時のみです。
親知らずの抜歯手術時を受ける際の注意点。
親知らずの抜歯手術は本当に大変でした。私が抜歯手術を経験して気を付けた方が良いと思った点を共有します。
真横に生えている親知らずを大きな病院で複数本抜く場合は、抜く歯の本数回だけ受診することを覚悟しておきましょう。それから、抜歯後は家に帰ってから動けない状態だと思った方が良いです。
無理に動くと出血や腫れがひどくなります。痛み止めを飲んで頬を冷やして安静にし、早めに就寝することをおすすめします。安静にして腫れと出血を最低限にとどめた方が、後に長引きません。家族のご飯は先に準備するか誰かに頼り、家事はすべて放棄しましょう。
親知らずは抜いてよかった?
私の親知らずは計3本。1本はもともとないそうです。
親知らずを3本全部抜いたので、もうこれで親知らずが生えてきて「痛みが出るかもしれない」「生えてくるかもしれない」と悩まされることがなく、解放された気分になりました。
私は抜いてよかったです。
歯科で言われたのは「親知らずは抜くなら若いうちに抜いた方が良い」です。
親知らずが斜めや真横に生えている方で、主治医に抜歯をすすめられたのであれば、早めに手術を受けられた方が良いと考えます。
なぜなら、私みたいに年を取ってから抜くと親知らずの根があごの骨と癒着するなどしていざ抜歯手術となったときに大変だからです。
まだ若い年齢のときに抜くと、親知らずの根も複雑化していないので手術での負担も少なくなり、後の腫れや痛みも治まりやすいはずです。
症状やレントゲン写真などをみて歯科医師が抜歯をすすめるのであれば、早いうちに決断されることをおすすめします。